寄り道(名所・寺社編)
VOL.10 吉野山 −西行庵・苔清水・吉野水分神社−
奈良県吉野郡吉野町吉野山

訪れた日:3月12日(2006)



【西行庵】
西行法師は、「願はくば花の下にて春死なむその如月の望月のころ」と詠って います。たびたび吉野を訪れたようで、ここにあった庵には数年間隠棲したそうです。 この山深い閑寂の地で、何を思い暮らしたのでしょう。
【苔清水】
この地に立って、「露とくとくと試みに浮き世すすがばや」と詠んだのが松尾芭蕉。 芭蕉は西行を崇拝していたようで、この山のあちこちに句碑があります。
【吉野水分神社-よしのみくまりじんじゃ-】
楼門に立って中を伺った途端、その独特の雰囲気に圧倒される。 楼門からすべてが見渡せるのではと思える程コンパクト。そして、 その配置は、本殿と拝殿が向い合って建っている。 そもそもは「雨乞いの神」だったのが、ミクマリ→ミコモリ→コモリとなって「子守の神」となったそうです。


(上掲の写真はクリックすると大きくなります。)


〜ちょっといっぷく〜

吉野と言えば柿の葉ずし。今回は「やっこ」さんのもの。


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