奈良のお寺が好きなのは、大陸的な大らかさが
心地よいせいでしょうか。
世界最古の木造建築物として知られ、
世界文化遺産にも数えられる法隆寺は、聖徳太子により607年に創建されたそうです。 朝早いせいか、観光客はまばら。
まずは、五重塔のある西院伽藍へ。金堂から回廊を経て大講堂へ。国宝級の仏像や建物に
圧倒されながら歩いていると、連子窓の外の八重桜が気持ちをほっと癒してくれます。
大宝蔵院では玉虫厨子や百済観音を拝見しました。質量ともに大変見応えがあります。
夢殿では、春のご本尊特別開扉の僥倖を得ました。それにしても、聖徳太子というお方は、なぜこれほどまでに
日本人に愛されているのでしょうね。 |