明神平から明神岳
(台高山脈・標高1432m)


天気:曇り晴れ Date:2006年4月16日
メンバー:2名


大又林道駐車場(11:34)→(12:37)明神滝(12:40)→(13:22)明神平・昼食(14:05)→
(14:18)三ツ塚分岐(14:18)→(14:31)明神岳(14:33)→(14:50)あしび山荘下(14:50)→
(15:30)明神滝(15:40)→(16:30)大又林道駐車場


桧塚を新登山口から登り、明神岳に足を伸ばして…という計画だったのです。朝、9時頃松坂市飯高のつつじの里荒滝を出発しました。 ところが、青田の分岐のところで進入禁止の看板。工事中とありましたから、土砂崩れだったのかもしれません。あえなく、新登山口を諦め、 大又林道から明神岳、桧塚のコースに変更しましたが時間の都合で、明神岳で引き返すことにしました。(>_<)
広い駐車場には5、6台の車が止めてありました。林道終点まで結構歩かなければなりません。 連日の雨で道はぬかるんでいました。ただ、歩いているときは既に雨がやみ、 ガスはかかっていたものの雨の中を歩くよりはマシだよね〜って気分でした。 最初のうちは沢を渡ったり、道が崩れていたりで気が抜けません。 でも、水音や木々を渡る小鳥たちのさえずりが心地よくて、 立ち止まっては耳を傾けてしまいました。 やがて、明神滝に到着。



滝を過ぎた辺りから薄い日射しが感じられるようになりましたが、 明神平に近づくにつれ風が強くなってきました。明神平到着。時間は1時を大きく回っています。ここでお昼ご飯。 強い風を避けるためあしび山荘の横手でザックを下ろすことにしました。先客は、単独の男性のみ。お昼ご飯は、つつじの里荒滝で作って頂いたおにぎりとカップヌードル。 まずはビールでカンパ〜イ…。ところが、とにかく寒くて素手だとかじかんでしまうほどでした。 そそくさと食事を済ませ無言の圧力で熊チャンを急き立て、明神岳へと歩き始めました。 雲は相変わらず低く垂れ込めていますが、流れが速く時折青空も臨めました。



三塚の分岐を左にとり歩いていますと右側が大きく開けていて、大峰や台高の山々がその稜線を見せていました。



明神岳は、はっきり言って拍子抜けしました。頂が道の途中って感じで、「え、ここ?」というのが率直な感想でした。 「どうして、関西百名山なのか疑問だわ。」って、口をとがらせる猫に熊チャンは、「でも、大峰や台高の山々を見ることができて嬉しいでしょ?」って。 なるほど、嬉しい気分にしてくれる山なら、百名山の資格、おおいにあるね。



明神平を少し下った辺り左側の視界が開けているところでは、遠くにボンヤリと金剛山と大和葛城山が見えました。よその山に来て金剛山が見えるととても嬉しい。 天気が回復したことに感謝です。静かな山の空気をいっぱい吸って、元気を頂きました。




では、今回出会った花たちを紹介します。(クリックで拡大)
注:バイケイソウ、ハシリドコロは有毒植物です。               
コガネネコノメソウ
ハシリドコロ
ヤマルリソウ
ネコノメソウ
カンスゲ?
ミヤマカタバミ
フキノトウ
バイケイソウの芽

   

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