笠捨山 (大峰山脈・1352.3m)





天気:晴れ 日にち:2007年5月05日
メンバー:2名

白谷トンネル東口登山口(07:30)→(08:36)行仙岳山頂(08:46)→
(09:18)行仙宿山小屋(09:25)→(11:00)笠捨山西峰山頂(11:50)→
東峰山頂(12:00) →(13:07)行仙宿山小屋(13:14)→(14:19)白谷トンネル東口登山口





大型連休も終わりに近い5月5日に釈迦ヶ岳、6日に笠捨山を歩く予定でしたが、 6日は朝から雨らしいので登れるかどうか疑問。 そこで作戦会議を開き、まだ登ったことがない笠捨山を5日に登り、 6日がもし晴れなら釈迦ヶ岳、朝から雨なら諦めようと決定したのでした。
前日、上北山村の道の駅に到着。今日はここで車中泊なので、 ウイスキーをちびりちびり飲みながらマッタリと過ごしていると、 隣の車の方たちがすぐ目の前にある温泉から戻ってこられました。 「いいもん、飲んでおられますね〜。」 振り返ると見るからに山をやる人たち! 弥山を歩いてこられたそうです。ナンバープレートを見ると福島。遠路、ご苦労様です。 やがて、日もそろそろ暮れようかという頃になりましたので、 近くにある某食堂でカレーうどんを頂きました。ここのカレーうどん、好きなんです。 カツ丼も頂いてみました。こちらは初めて。 旨い!けど、写真撮るの忘れてました。

  朝目覚めてすぐに空模様を気にしましたが、曇っているものの雨はありません。 軽く朝食を済ませ、笠捨山の登山口に移動しました。
車でかなり高いところまで上がれます。凄いカーブの連続に、 車が苦手な猫は少々乗り物酔い状態。 白谷トンネル東口横は広い駐車スペースになっています。

【白谷トンネル東口横の駐車スペース】

登山口は、白谷トンネル東口の少し手前、鉄梯子が目印です。
行仙岳までは鉄の階段の連続ですし、視界もほとんど開けませんから、 正直楽しくはありませんでした。



奥駈道出合に到着。右に行けば行仙岳。左にとれば笠捨山方面。行仙岳まで5分と案内がありますので寄ってみることにしました。



山頂にはNHKの中継塔とNTTの無線塔がありました。釈迦方面が春霞の彼方、微かに見えました。


行仙岳を後にします。ここからずっと、 小さなアップダウンの連続です。



行仙宿山小屋は無人だとばかり思っていましたが、小屋の関係者と思われる方たち3人が 作業をしておられました。お世話様です。とても感じのよい方たちでした。 小屋の外観は綺麗にしてありますが、内部は年期を感じます。 トイレもあります。利用していませんので綺麗かどうかはわかりません。 尾根沿いにはミツバツツジやミヤマシキミが咲きほころんでいましたが、 本格的な花のシーズンは5月下旬だと小屋の方が仰っていました。













頂上に人工物がある山が見えてきました。笠捨山です。双耳峰ですが、見たところ台形状といった感じです。 一旦下って鞍部を経て、登り返します。



道は巻いていません。直登です。かなり急です。雨が降ってなくてよかったと思いました。 同時に、雨が落ちてくる前にここを下ってしまいたい…とも。そんなに長くないのが救いですけど。
やがて分岐に辿り着きました。人の喚声が聞こえます。小屋の方たちを除いて、 今日初めての人の気配。分岐を右にとりました。西峰山頂です。 10人くらいの先客がありました。
北側が開けています。釈迦ヶ岳方面がぼんやり見えます。 南側も開けています。風がないのでたまらなく暑く感じました。
隅っこにシートを敷いて、ここでお昼ご飯を頂きました。 定番のカップヌードル&おにぎり。



【西峰山頂から北を望む】

誰もいなくなった山頂をゆっくり味わいたかったのですが、雨も気になりますので早々に東峰に 寄ることにしました。人工物はマイクロ反射板というものだそうです。何だかわかりませんが でっかいです。奥駈道は西峰から地蔵岳、玉置山へと続いています。当たり前ですが、 道は続いているんですよね。 そう思うと、嬉しくなってきます。
さて、来た道を引き返すとしますか。
結局この日は、雨に遭わずにすみました。


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