大峰方面にオオヤマレンゲ山行の予定だったのですが、大雨の予報なので変更しました。前日、想い出の森の駐車場に到着。てんくう温泉でひとっぷろ浴びて、
駐車場でビールで乾杯&晩ご飯。車中で眠って、朝5時前に起床。朽木の道の駅近くのローソンまで朝ご飯を買いに行き、戻ってきて朝ご飯。
空模様は薄曇り。雨は…う〜ん、どうでしょう。
駐車場から林道に出ると、登山口への矢印が「まっすぐ」と「右」の二通りがあり、どのみちどこかで合流するんだろうねということで、まっすぐ進んでみました。
右に行くと「ふれあいの里」を経由したようです。バンガローが建ち並ぶ小道を過ぎ、車止めの柵の手前に車を止めて出発しました。
林道を少し歩いたところ、山側に傾いた道標がありました。細い道ですが、踏み跡がついています。尾根を歩き巻き道を歩いていると水の音が聞こえ、
そして鹿が慌てて走り下りて行きました。あ、あ、あ、と驚いている私たちを、下の方で立ち止まり、振り返って見上げていました。
この子たちの世界に土足で(?)踏み入る私たちは、全く迷惑な存在なことでしょう。「ごめんよ」と、謝りながらその場をそっと離れました。
しばらく歩いた後沢を渡るのですが、右に行かなくては行けないところを左に進んでしまい、
幸い熊チャンが動物的本能を発揮して間違いに気づきすぐに引き返しました。
ここは道が崩れていて、唯一迷いやすいところです。
その後は、しっかりした道が続きます。
雨は落ちていないものの、湿度が非常に高く、少し歩くと汗が滴り落ちます。こまめに水分の補給につとめました。
かなり濃いガスがたちこめていますが、道がしっかりついていますので何とか迷わずに歩けました。
それにしても階段の多いコースです。傾斜も意外に急です。
山頂は晴れていたら360度の眺望らしいのですが、あいにくさっぱり見えませんでした。わずかに朽木の集落らしき所が見えましたが、そこもやがてガスに包まれてしまいました。
トンボが飛び交っています。大群です。
下りの道で2組のカップルと単独の男性一人に出会いました。天気のせいかもしれませんが、
静かな山が好きな私たちからしてもこれ以上にない静かな山でした。ただ、鳥のさえずりはたくさん聞こえました。
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